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今日は久々に国内のアーバン・ガーデンをウォッチングしてみたいと思います。
場所は大阪。なぜこの時、大阪に行ったかというと、代表戦が大阪であったから。その帰りがけにいくつかランドスケープを見てきたその一つがこれです。 サントリーミュージアムのアーバン・ガーデンです。 お隣の海遊館(ジンベイザメが有名な水族館)からブリッジでつながれていますが、ミュージアム自体は現在閉鎖中です。これだけの規模の施設を閉鎖はもったいないし、維持管理だけでも相当なものかと思います。 お隣の海遊館が鮮やかな色彩なだけに、こちらのアーバン・ガーデンのシンプルさがより際立つようにも感じます。ミュージアムが閉鎖されて人が来ないので、コンクリート打ちっぱなしのモノトーンの広場がより寂しさを感じさせます。見るだけで、誰の設計かが分かると思いますが、言わずとしれた建築家安藤忠雄氏のアーバン・ガーデンです。 円形の「海の劇場」と称されたアンフィシアター。確か神戸の公園にも安藤氏設計の同じタイプのアンフィシアターがあったかと思います。直線構成の幾何学性の広場のなかに、円形の広場を導入して形を崩しつつ、全体をバランスさせる広場の構成は、お見事!!とうなるところ。特に模型や平面図で見ると、その構成の美しさに見入ってしまいます。しかし、実際の空間、特にこのように人がいなくなってしまうと、何かアウトスケールな寂しさを感じてしまいます。 ミュージアムが閉鎖だからといって、「これは無い」と思ったのが、これです。 非常用の備品などの倉庫か何かで仕方が無かったのかもしれませんが、それにしても安普請の取ってつけた倉庫はいただけません。安普請ではない?100人乗っても壊れない倉庫かもしれませんが、この広場、このロケーションにはありえない。 本体の美術館が閉鎖した時の、それに付随するアーバン・ガーデンの末路を見ているようで、人がいない寂しさとともに切なさといったものをこの光景に感じてしまいます。
by pennslanding
| 2013-10-31 05:13
| 国内のアーバン・ガーデン・ウォッチング
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