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樹木や草花の開花というと、春であり秋と言うのが多く、夏や冬の盛りには咲く花の種類が限られてきます。それでも夏に楽しめる花も数多くあります。晴海トリトンスクエアの場合も、春や秋の豊かな色彩に較べれば少なくなりますが、夏真っ盛りを感じさせる花、強い日差しに対抗するかのような強烈な色彩の花々を楽しむことができます。その幾つかを写真で紹介し、現在の晴海トリトンスクエアの開花状況をお知らせしたいと思います。 花のテラスの現在の様子です。花の数は限られますが、黄色のルドベキアが鮮やかです。この時期、木々に吊り下げれた風鈴が涼しさを呼んでくれます。 ルドベキアの黄色が現在の花のテラスの主役になっています。繁茂力が旺盛で、乾燥などにも強いので最も使い易い樹種の一つです。花頭の濃い茶色と花弁の黄色のコントラストが特徴です。 夏と言えばサルスベリです。今年は街や庭のサルスベリも開花が多く、当たり年かもしれません。 同じくサルスベリですが、こちらはカントリーレッドという園芸品種。サントリーレッドではありません。真っ赤な花が特徴ですが、こちらは今年はまだ花付きがいまひとつでした。 夏といえば、サルスベリとともに、デイゴの花も代表選手と言えます。が、正確にはアメリカデイゴで、沖縄のデイゴとは種類が違います。こちらはまだ開花は極僅かで、花の蕾が多く着いていたので、これから開花(やや遅い?)するでしょう。 ルドベキアはもう開花の盛りを過ぎていましたが、それでもアオスジアゲハが飛来していました。中央に写っていますが、瞬時のことでカメラの調整が間に合いませんでした。ルドベキアは蝶の食餌(しょくじ)植物の代表ですが、設計時には、この埋立地の晴海で蝶が来ることは想定していませんでした。 花卉類の植え替えスペースにはハイビスカスが植えられていました。沖縄やハワイの花の代表で、東京近辺の気候ですと、越冬が難しいので、鉢植えにして、冬場は屋内に移すと植栽可能です。関東地方でも最近の温暖化で、越冬も可能になってしまうかもしれません。 寒い地域でも花を楽しめるハイビスカスとしては、ムクゲがありますが、晴海でももう花の時期を過ぎていました。 花ではありませんが、春に赤と白の花で楽しませてくれたゲンペイモモの実が大きくなっていました。良く見ると、枝にたわわに小さめな桃がいっぱいです。もう少し熟れてくると食べることができます。(以前に落ちていたのを食べてみましたが、結構いける) こういった実の成る樹木を植栽して楽しめるランドスケープをedible landscape(エディブル・ランドスケープ)と言ってアメリカでは人気があります。緑は花を見るだけではく、結実してそれを手でもいで食べるのも楽しいもので、そういったedible landscape の考え方もこれから広めていきたいと考えています。
by pennslanding
| 2007-08-18 08:52
| 晴海トリトン開花状況
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