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昔、ニュースで騒がれたカルガモの池は今?:三井物産 大手町から皇居に沿って歩き、もう地下鉄竹橋に近いところまで来ると、歩道部分に濃い緑が覆い被さる部分があります。その緑の裏側に回ると、突然、水盤がひろがる大きなアーバン・ガーデンに出くわします。 カルガモの池。 ここは三井物産本社ビルのアーバン・ガーデンで、作られたのは1970年代でランドスケープデザインは、建築設計を担当した日建設計の元で、アメリカのササキ・アソシエーツの木下勇氏により進められたものです。ササキ・アソシエーツというランドスケープ設計の事務所のササキ氏は、日系二世のササキ・ヒデオ氏の事務所で、ササキ氏はハーバード大のランドスケープ学科の学科長を務めた方、その事務所の番頭役をしていた木下氏がこの三井物産のランドスケープ・デザインを担当しています。そして、実施設計や緑に関する植栽設計は、池袋のサンシャイン、新宿NSビル、御茶ノ水の三井住友海上ビルなどを担当した造園家、荒木芳邦氏が担当しています。植栽のデザインを見ると、サンシャインや三井住友海上ビルのそれとの類似性を見ることができます。一例をあげると、緑の濃い常緑樹をベースとして、モッコクなどの庭木をこういったアーバンな緑の中に大胆に使っているところなどは、荒木氏の設計であることを示すものだと思います。 右側の石組み部分がカスケード。現在は冬場で水が流れていませんでした。 動きのあるカスケードの水と、大きな水盤という静と動の水景施設で、シンプルなデザインにまとめているところであると言えます。カスケードの水の音は、都会の喧騒を緩和する効果もあり、シンプルで大胆なデザインの構成は、日本の庭空間とは異なる、アメリカのランドスケープ・デザインの影響を強く感じさせるものとも言えます。 石組みは池袋サンシャインにも共通するところが見られます。どちらも荒木芳邦氏のデザイン。
by pennslanding
| 2008-03-23 09:40
| 国内のアーバン・ガーデン・ウォッチング
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