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イギリスの紹介を続けますが、ここのところエデン・プロジェクトやエコ・パークなど最近の事例が続いたので、少し時代をさかのぼって英国の伝統的ともいえるガーデンのウォッチングをして見たいと思います。 ケンブリッジ大トリニティ・カレッジのGreat Courtの芝生。正面の建物はHallと呼ばれる食堂。 Great Courtへの入口の一つGreat Gateと芝生の緑。 このコートヤードの空間は、芝生だけの庭ですが、そのシンプルさ、芝生の美しさがあるがゆえに、荘厳な建物がより引き立って見えるのだと思います。 以前にも紹介した「炎のランナー」の舞台となった時計台。その名もClock Tower。 「きめの細い、冬にも緑の色の変わらない玉突台のようなあの芝生は、イギリス人の数多い自慢の一であり、これを常に短く刈り込みローラーをかけ、水を打って手入れをすることは、彼等にとって大切な楽しみとなっている。ケムブリッヂのトリニティー・カレージの前庭で、参観に来たアメリカのある大富豪が、ローラーを押しているみすぼらしい身装の園丁に十円札をつかませて、芝生の手入れの秘訣を尋ねた。水をやりなさい、ローラーをかけなさい。そして掌中の十円札と富豪の顔を見比べている。謎が判ってアメリカ人は、もう一枚紙幣を載せてやる。水をやりなさい、ローラーをかけなさい。さすがに少しむっとして富豪はあと十円つけ足すと、そんなことは判っている、と怒鳴った。おもむろに三枚の札を懐中に捻じ込むと園丁は云った、それを毎日繰り返して五百年経つとこうなるんで。 当時のトリニティー・カレージ校長、真空放電の研究でノーベル賞を受けた実験物理学の泰斗、勲爵士J.J.トムソン教授は、あの三十円こそ俺が一生で正直に稼いだ唯一の金さ、と嘯くということである。」(原文のまま掲載)
by pennslanding
| 2008-07-27 09:13
| 海外のアーバン・ガーデン
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