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今日はマドリッド、例のリチャード・ロジャース設計のターミナル4から約1時間の空の旅で、アンダルシア地方の観光地グラナダに到着しました。観光地として名高いグラナダ、その観光の目的は何といっても世界遺産のアルハンブラです。空港からホテルに向かうタクシーのなかからで、はるか彼方、頂きに雪をかぶったシェラネバダの山並みが見えてきます。この豊かな雪の水が、アルハンブラ宮殿の水源となり、周囲に続く荒野を緑のオアシスに変えていると思うと、庭園とシェラネバダの山が、視覚的には続いてなくても、水を通じて精神的な連続感、連帯感をもたらす、一種の借景とでも言いたくなるような思いを感じます。 カセドラルの内部。ここは写真撮影可。でもこの大きさ、荘厳さは写真では伝えられません。両側のパイプオルガンの音色を聞きたくなります。ベンチにはヒーターが。 ステンドグラスと天井の装飾がすばらしい。 ホテルから市内へはタクシーで5分ほど。街のほぼ中央にあるカセドラルを見学と思ったら、1時半から4時まで昼休み。こちらもスペイン流に長い昼食とワインを喰らってから、ゆっくりとカセドラル見学です。25年前に来ているはずですが、まったく記憶が無く、初めて訪れるような感覚で、記憶がいかにあいまいであるかを痛感。(それよりもモウロクしたのかも) 街自体が大きく発展していて、郊外には新興の住宅エリアが広がり、旧市街の周囲には、賑やかで新しい商業施設も広がっていて、昔、訪れた同じ街とはどうしても考えられないほどの変わり様です。 カセドラルは街の中心部に唐突にあります。大きさは人と比較しないとわからないと思います。 カセドラルへの入口はこんなところ。まさに裏口。手前には狭くて暗いのに、オレンジとイチジクがたわわに実っています。 昔は、真夏だったせいもあり、昼間はひっそりと人影も少なく、「これがスペインのシエスタか」と実感したものです。25年前は4日ほど、グラナダに滞在したのですが、1日目にアルハンブラを見て、その帰り道にたまたまカリフォルニアから来た日系二世のアメリカ人と意気投合。サングリアとイカリングをシコタマ飲んで食べたら、食あたりで丸3日間寝込んでしまい、最後は薬も効かないので、苦しいときの神だのみとばかりに、日本を出掛けに持たされた巣鴨のお地蔵さんの紙を飲んだら、今まで死にそうだった下痢がぴたりと止まった思い出深い?土地です。(もう治りかけていたのかもしれません)ちなみに、先の日系二世、英語しかしゃべれないのですが、カリフォルニア大のランドスケープ出身、しかもEDAW(アメリカの大手ランドスケープ組織事務所)に勤めだして1年目という似たような環境から、アルハンブラの事、アメリカのランドスケープの授業や学生の事などを、酒の肴に飲んだ記憶ばかりが、ここグラナダの印象として残っています。 街中には広場が点在。こちらはビブ・ランブラ広場。花屋がお店を出しています。 ヌエバ広場。大理石の床が見事。でも雨には滑りやすそう。(もともと雨の少ない地方でした) 今回は、ランドスケープの仕事を四半世紀の間、経験してから見る、アルハンブラ庭園と言う事で、以前とどのように違って見えるか、あるいはそれほど違っては見えないのか、期待と不安、それよりもチケットはネットで予約はしたが、ちゃんと見れるかが一番不安といえば不安です。
by pennslanding
| 2008-11-20 09:05
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