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昨日はサンフランシスコの中心にある、ユニオンスクエアを紹介しました。その中で、石張りの舗装が立派であったことはお伝えしました。舗装が変わるだけで、見違えるようになったのは、このユニオンスクエアだけではありません。 エンバーカデロ(スペイン語で乗船を意味すると聞きました)地区にある、フェリービルディングの前の広場、こちらも舗装が変わるだけで、雰囲気が一新したように思えます。 フェリー乗り場前の広場の舗装。市電乗り場の上屋も中々のものです。 フェリービル自体は1898年にできたもので、それがベイブリッジと、フリーウェーの発達でフェリーへの需要が激減して、建物も忘れ去られようとしていました。ところが、90年代の地震後にフリーウェーの解体が決まり、建物も再生され、現在のようなマーケットプレイスに変身しました。それに伴って、建物の前の広場も整備され、舗装は張り替えられ、美しいパームツリーの列植が、広場としての存在感を一気に高めたと思えます。 舗装パターンが美しい。その横のパームツリーも広場の重要な景観要素。 パームツリーの列植が広場とプロムナードを繋げる。わずかな芝生の緑の景観づくりに貢献しています。 この広場を横切るように線路が敷かれています。しばらくして現れた電車を見て驚きです。 昔の路面電車のオンパレードです。いろいろなタイプの路面電車で、アメリカ各地で昔使われていたものを、再生利用しているようで、日本の地方都市で使われている市電のようなものです。その多くが、芋虫型の流線型とは言い難い丸みを帯びたタイプの路面電車なのです。このタイプ、昔、私が居たフィラデルフィアでも1970年代前半まで使われて、古い絵葉書などで見たものでした。その後、フィラデルフィアの市電は、全て川崎重工製の角ばったモダンなタイプに変わってしまいました。フィラデルフィアでは、このタイプの市電が、路面を走ったり、途中から地下にもぐって地下鉄になったりするのです。このタイプの地下鉄の駅が、当時は犯罪が多く、えらい怖かった記憶があります。 フェリービルディング前を走る芋虫電車。 この芋虫電車をサンフランシスコで見ていて思い出すのは、やはり映画「ダーティ・ハリー」です。それも一番初めのです。犯人にハリー・キャラハン刑事が、市内を走りまわされるなかで、この地下鉄のような市電のようなバスとも思える芋虫電車が出てきます。暗い車内、扇風機、丸みを帯びた車体とそれが作り出すレトロな車内の雰囲気。1960年代から70年代の、ダーティ・ハリーの時代を世界をちょっと味わいたければ、この芋虫電車おすすめです。 フェリービルのあるエンバーカデロは地下鉄BARTの駅もあり、ここから芋虫電車に乗ると、フィッシャーマンズワーフやギラデリスクエアといった商業施設へもすんなりと行けると思います。ケーブルカーでもいけますし、サンフランシスコといえば、ケーブルカーに乗りたいと思いますが、何せ混み過ぎです。大行列は、聞いた話しですと1時間待ちは当たり前のようです。昔(1970年代)は、そんなに並ばずに、すんなりと乗れたのですがね? ポルトガルの市電のようなタイプもたまにはあります。「欲望と言う名の電車」のような電車?
by pennslanding
| 2009-08-13 08:27
| 海外のアーバン・ガーデン
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