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昨日の午前にシアトルに移動しました。しかし、ホテルが問題。シアトルは、通常は夏も涼しいのでしょう。部屋に冷房が無い。しかし、今年の夏は記録的な暑さで、部屋は蒸し風呂のよう。しかも、部屋にインターネットが繋がっていない。受付に2台あるパソコンは、ほどんど満杯状態。今日の夕方になって、そのパソコンの部屋に、あと2本、ネットのコネクターの線があることが判明して、部屋で作った文章を、空いてる時間を見計らって送ると言うことにして、このアップにたどり着きました。 スペースニードルタワーからオリンピック彫刻公園を眺める。 鉄道を跨ぐように公園が広がる。 ピアの商業施設と高層ビル群。 さて、シアトルは81年以来ですから、28年ぶり。ほとんど違う街というのが第一印象です。わずかに同じなのは、スペース・ニードルというタワーと、そこへ繋がるモノレールだけ。80年初めに始まった、ウォーターフロントの再開発も、その頃は、やっと一つのピアが商業施設としてオープンしただけで、田舎の港町といった雰囲気が残る街でした。今は、そのピアも、いくつも商業施設に返信し、その周辺に高級なマンション、アパートが並び、街の中心部にも高層ビルが林立。街には、少し歩くと寿司の看板があるほど、日本食があふれていました。 ローレンス・ハルプリンが70年代に設計した高速道路上の公園。 道路の上に公園を作ったというより、公園の中に高速道路を作ったと言うような状況にまで成長していました。 と言うことで、蒸し風呂の部屋を抜け出し、今日はその日本食レストランへ。突き出しは枝豆。これは冷凍で、いまひとつ。寿司のメニューを見ると、カリフォルニアロールはもちろん、ベガスロールからアラスカロールまで、アメリカンロールのオンパレード。フィラデルフィアのフィリーロール(クリームチーズ入り)は以前に東京のアメリカすし屋で食べたので、どうせならシアトルロールに挑戦。なんてことは無い、カリフォルニアのマグロがサーモンに変わっただけでした。でも、味は中々いけました。ビールは、昨日地元のを飲んだので、キリンを頼んだら、ウエイターが「イチバン?」と尋ねる。一番絞りも、こちらでは「絞り」が省略のようでした。 このスペースニードルタワーだけは30年近く前と変わらない姿でした。 肝心のアーバン・ガーデンは?収穫はたっぷり。昨日は最近できたオリンピック彫刻公園。今日はハルプリンのハイウェー・パークに28年ぶりのご対面。ボロボロになっているかと思ったら、なかなかどうして、りっぱに成長していました。噴水設備の改修工事で水が出てないのが残念ですが、水のないモニュメントとして見ても、その迫力には圧倒されます。 オリンピック公園とハルプリンのハイウェー。シアトルの新旧アーバン・ガーデンの対決は、またじっくりと紹介していきたいと思います。
by pennslanding
| 2009-07-28 17:21
| 海外のアーバン・ガーデン
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