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サンフランシスコ科学アカデミーのウォッチングを続けます。今日は、大金99ドルを払って参加したバック・ドアー・ツアーと銘打った館内見学ツアーの、このツアーならではのところ、まさにバック・ドアーの部分を選んで紹介したいと思います。 (でも、興味の無い人には、裏方の配管を見て何が面白いかと思われるかもしれません。タモリクラブの領域に入ってしまうかも。でも、建築、特に設備関連の人などは、興味深いツアーだと思います) さて、小さな会議室でのオリエンテーションと、ヘッドフォーンの貸し出しの後で、最初に通されたのが、まさにバック・ドアーとも言える博物館の裏方、海水の浄化装置などが並ぶ機械室でした。建物全体でエコを歌っているので使用する海水も、海岸からパイプで引き込んで、それを浄化して使用し、その排水もクリーンな状態にして流す、そのための施設が並んでいます。 機械室から廊下にでると、ステンレスの流しが並ぶキッチンのような部屋をガラスの窓から眺めるようになっています。魚を中心とした水中生物たちの食事を準備する部屋です。実際に作業する場所ですので、うまく時間が合えば、その準備の状況を見ることが出来ます。 廊下の壁には、生物のえさの写真。中にはNORIという日本語とその写真も。もはやSea weedではなく海苔は英語になっているようです。(最近はEdamameも英語で通じました) 研究者たちの研究スペースも中に入って、見せてもらえます。ここでは、昆虫のディテールを写真撮影し、それを加工しているところでした。 もちろんツアーに参加しなくても、外からはガラス越しに研究者の活動を見ることが出来ます。 これらの裏方だけでなく、屋上緑化や熱帯雨林の温室などをめぐって、最後に通されたのがこの部屋。入口は厳重なセキュリティ。ガイドは、スタートレックみたいと自慢していました。通常は赤の照明ですが、カードキーをかざすと照明がグリーンになりドアーが開きます。まあ、子供だましといってしまえば、それだけですが・・・ 中は鉱物の展示。一部には宝石の部類の展示もあるのが、厳重なセキュリティを強いてる理由でした。 というところで、バック・ドアー・ツアーのバック・ドアー編は終わり。明日からは屋上緑化や、熱帯雨林の温室などの紹介をしたいと思います。
by pennslanding
| 2009-09-25 09:45
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