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またまた、だいぶ間が空いてしまいました。仕事の締め切りに追われ続けた8月も終わり、落ち着くと良いのですが、この暑さと同じでまだまだ忙しい日が続きそうです。 今日から上海へ出張なので、また上海についてもアップしたいと思います。 香港についても、まだまだ紹介したいアーバン・ガーデンがいっぱいあるので、場所を限定せずにアップしていく予定です。ということで、今日は香港の歩道橋。その緑化について。 歩道橋の中に良く見るとプランターの緑。 歩道橋を緑化というと、日本ではあまり見かけないと思います。思い出すのは、もう20年以上前に設計・監理に関わった大宮のソニックセンターの歩道橋ぐらいです。(歩道橋の両側に植え込みを設けて、セイヨウイワナンテンなどの地被類を植栽。イワナンテンはビル風に弱く、生育がイマイチでした。) 歩道橋の内側から見ると、あまり効果は無いところが残念。 香港を歩くと、この歩道橋の緑化をところどころで見かけます。その方法が極めて単純。手すりの外側にプランターを設けただけ。写真のように屋根がかかる部分の緑化で、乾燥が心配されるところですが、給水の設備も無し。排水はプランターから垂れ流しで、ここの場合には、手すり部分の外側への受け幅が広いので、道路に水がポタポタといった事はないようです。給水設備が無いと言うことは、誰かがタンクで給水、あるいは近くに散水栓があって、そこからホースでの散水と言う人海戦術という事だと思います。 歩道橋ではありませんが、こんなところも緑化。
歩道橋ではありませんが、歩車道分離のガード柵にもプランターで緑化といった例も見られます。ここは香港でもっとも賑う通りの一つネーサン通り。8年前に来た時には、このプランターも中央分離帯のパームツリーも無く、香港名物の看板ひしめく通りでした。ということで、こういった歩道橋や歩車道分離柵のプランター、そして中央分離帯の創設とパームツリーと言ったように、街に緑を!という都市緑化の積極的姿勢を見ることが出来ます。 歩道橋の緑化の好事例としては、これでしょう。 歩道橋の緑化の究極は、数年前に竣工した高層ビルの香港インターナショナル・フィナンシャル・センターとハーバーの高速フェリー乗り場を結ぶ歩道橋です。 橋の両側に植え込みを設け、手すりも強化ガラスにすることで、橋の内部、歩行者からも緑を楽しめるし、道路側へ豊かな緑の橋といった景観を提供しています。 都市緑化への積極姿勢、小さな緑化を集積して都市緑化へとつなげる姿勢。日本でも学ぶべきところがあると思います。 内側からも緑は見える。屋根もなかなか良く出来ています。
by pennslanding
| 2010-09-01 07:59
| 特殊緑化
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