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ロンドンのリバプール駅の上のアーバン・ガーデンBroadgate Exchangeを続けます。今日はそこに置かれた施設について見てみたいと思います。 芝生と高木は既に紹介しましたが、その芝生の広場の一部を被う白いテントが、この空間を強く特徴づける要素になっていると思います。 ステージがあるのでイベント空間になる事は昨日言いましたっけ。
こういったテント、日本のように夏は暑い、しかも雨が多い気候にはもっと導入しても良いと思います。どうも日本だと広場やイベントに使われるテントというと、仮設でしかもテントの上には○○町会などの文字が入った間に合わせのものしか見ないのが残念です。昔は結構、建築に付随してこういった仮設テントが使われたようにも思えます。私事になりますが、私の通っていた中学校の体育館。以前にも触れましたが、プールが屋上にあって水は漏れるは、空調もなく、しかも空気の動きが極端に悪いので、更衣室等は、夏は臭くて入れない程。その屋上のプールの脇に、直径にして40cmもあったでしょうか、コンクリートの円柱が数本立っていました。中学当時は、「これ何のため?」と不思議でしたが、その謎が解けたのが大学の図書館での事。建築家菊竹清訓氏の作品集をペラペラと眺めていると「オー!ウチの中学!」と思わず声を出しそうになってしまいました。その竣工写真では、謎のコンクリート柱には、誇らしげに白い三角形のテントが数枚張られていました。中学当時、テントが実際に張られていたら、悪評だらけの体育館の少しは救いになったのではと思いました。(その体育館はメタボリストである菊竹氏の設計であるにもかかわらず、新陳代謝(メタボライズ)せずに取り壊されてしまいました。現在は新しい体育館になっています。体育館というのは千代田区立一橋中学の体育館)
テントの裏側です。極めて軽い構造で、重厚な石の壁に対抗しようとしているのかも。
ここにはテント、水景施設のカスケード、植栽の他にこんなアートも置かれています。 Broadgate venusというFernando Boteroの作品です。
こんなキオスクもアーバン・ガーデンにあると良いですね。 コーヒーや軽食を買ってアーバン・ガーデンで休息。簡単な事が、日本だといろいろとハードルがあってなかなか実現しません。 唐突に置かれたピンポン台。パリやロンドンなど、公園などにも結構多いのがこのピンポン台です。
by pennslanding
| 2011-09-06 16:00
| 海外のアーバン・ガーデン
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