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だいぶ間が空いてしまいました。 iPadからアップできれば、外出中の少しの時間に準備という事もできるのですが、どうも業務に追われて、ブログのアップが滞ってしまいます。 さて、前回のアップはというと・・・ 福岡アクロスでした。今日はその続きで、都会の緑の中にある水景施設について触れたいと思います。 公園や庭園の水景施設というと、池、噴水等を思い出す人が多いと思います。ここで取り上げるのは、カスケード、日本語では壁泉と言われています。カスケードは普通、階段状に小さな滝が落ちるケースが多いです。しかし、ここの場合には、カスケードというよりは、まさに壁泉であって、壁に沿って水が落ちるといったデザインになっています。 緑のなかにひっそりとある壁泉。 階段と壁泉の間のスペースがあまりないので、水量は少なくして、壁面を水が伝い落ちる程度なので、水がほとばしるという様な動きのある表情は楽しめません。それでも、この都心の森というか山のなかに、水が存在する事自体に意味があると思います。 階段から手をのばせば、水に触れることもできる。 自然の山であれば、必ず緑の中の斜面の一部から伏流水が現れて、流れとなってという風景が見られると思います。都心の森ですから、そのイメージを抽象化してデザインとして取り込む。それ以上に、緑があって水があれば、必ず野鳥などの小動物の生育場所として適するので、今の時代、良く言われる生物多様性にも対応した都市の自然になると思います。 壁を伝い落ちる水が発する、わずかな音、その音を聴こうと注意を向けると、思わず都会の喧噪を意識から消し去る事ができると思います。そんな効果が都心の水景施設にはあるかと思います。 上から水景施設を眺める。 下から見上げる。1階がコーヒーショップになっていました。 都心の緑の山にも泉・・・といったイメージでしょうか?
by pennslanding
| 2011-02-09 08:09
| 国内のアーバン・ガーデン・ウォッチング
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