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住友生命名古屋、大阪梅田のスカイビルと、既存のビルの改修による緑の再生を取り上げてきましたが、もう一つ似たような事例を紹介します。 以前に紹介した玉川高島屋や新宿伊勢丹などと同じ、既存の商業施設の屋上の改修の例になりますが、場所はJR 緑の間から小田原城。芝生の養生は必要ですが、カラーコーンは・・・? ヒューマンスケールの感じられるウッドデッキのスペース。小田原城の展望デッキとも言える。 新宿伊勢丹や玉川高島屋でも芝生のスペースが、広がりの感じられる緑のイメージを作り出し、屋上であることを忘れさせる効果を出していますが、この場合も小さな芝生の広場がシンプルな緑として、周りの多様な緑の引き立て役としての役割を担っているようにも思えます。屋上緑化の場合に、芝生の植栽は客土厚(この場合なんと75mm)が少なくても生育するので、建物への荷重の負担の上からも中央に芝生面をレイアウトするといった事が多くなりますが、この場合もその中央の芝生を、他の緑と対比させることによって、両者の緑の特徴をより強調するといった効果を生み出しています。 ニューサイランにギボウシといった和洋混植も意外に落ち着く。屋上の空調機器が気になりますが。 小田原ラスカ: 設計:東日本旅客鉄道、ジェイアール東日本建築設計事務所 緑化施工:東邦レオ
by pennslanding
| 2007-06-20 08:57
| 国内のアーバン・ガーデン・ウォッチング
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