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昨日のエントリで紹介したように、この公園は2組のグループが設計に関わっています。そう言うと、普通は共同で一つの作品にまとめていくものと思いますが、そこは個人の意識の高いフランス、あるいは建築家やランドスケープアーキテクトの職能意識からでしょうか、自分のデザインを曲げない、曲げたくないからでしょうか、エリアを2つに分けて、それぞれのエリアを各グループに担当させるといった方法が取られたと聞きます。
中央の芝生の正面にそびえたつガラスの神殿ではなく、温室に向かって右側をヴィギュール&ジョドリィ(建築家)とアラン・ブロヴォ(造園家)が、左側をパトリック・ベルジュ(建築家)とジル・クレマン(造園家:以前紹介した昨年オープンしたケ・ブランリー・ミュージアムの庭空間をデザインした人です)らが担当したとのことです。
そう言われれば、確かにデザイン・テイストが異なる、あるいは緑の扱いが違うというところが、見えてきます。大きな水盤のある方は、等間隔にフォーリー(東屋)がならび、植栽の収まりや樹種選定もどちらかというと建築的なデザイン。 一方のジル・クレマンの担当した方は、緑のなかに温室などの建築的な要素もありますが、圧倒的に緑の方が強い意思を表すデザインとなっています。 一番上の写真にあるガラスの大温室は、水盤の方の設計グループのものと思いきや、緑のジル・クレマンのグループによるものだという事が意外に思えましたが、この部分で両者のデザインの調整、バランスが取られているがゆえに、公園全体が一体のデザインとして完成されたものになっていると感じました。
中央の芝生の広場をはさんで、「建築の緑」と「緑のなかの建築」のガチンコ勝負による緊張感のある景観、それぞれのエリアを明日から少しずつ紹介しますが、皆さんはどちらのグループのデザインが好みでしょうか?
by pennslanding
| 2007-05-17 08:40
| 海外のアーバン・ガーデン
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