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ドイツのドルトムントでのサッカー観戦の合間に、少し電車で足を延ばして、かっては炭鉱の町であったのが、いまではドイツの建築のメッカとして注目されているツォルファラインに行ってきました。 ルール地方の最大の都市エッセンの駅から市内電車で少し行ったところに、総面積では1,000ヘクタールを超える敷地に、昔の炭鉱の施設を残しながら、再生された新たな過去と未来の見える景観を楽しむことができます。 1930年代に作られた炭鉱の立坑の建物の外観を残しながら、内部を資料館として機械などが展示されていたり、発電所であった建物をイギリスの建築家ノーマン・フォスターが内部を全て改築してプロダクト・デザインの美術館「レッド・ドット・ミュージアム」として再生させていたりと、広い敷地を歩くと、ドイツの過去の重工業を支えた地域の歴史をその景観から感じ取り、新しい方向へ生まれ変わろうとしている未来への姿勢も同時に読み取りながら散策を楽しむことができます。 工場内の一画に水を溜めた大きな水盤が突然あらわれると、思わず息を呑んでしまいますし、古錆の工場の巨大施設のなかで、ギシギシと鈍い音を立てながら動く観覧車を見ていると、単なる遺物、遺産としての施設ではなく、それを利用したアミューズメントパークであることを実感させてくれます。 日本でも炭鉱の町の再生が問題になっていますが、その町の持つ景観を資産として意識して残しながら未来に伝えていく意志の違いをドイツと日本の間に感じながら、緑の中を散策したことを思い出しました。
by pennslanding
| 2007-05-08 08:34
| 海外のアーバン・ガーデン
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