オーストラリアのシドニーも市内に大きな緑豊かな公園があります。
その中の一つ、ハイド・パーク?
ハイド・パークといえば、元祖はロンドンですが、やはり英国連邦の国だけあって公園も本国に習ってという事のようです。
ここの公園の中心にあるのが、アンザック戦争記念館というアール・デコ風の建物。
アンザックとはANZACで、Australian and New Zealand Army Corpsの略で要するにオーストラリア・ニュージーランド連合陸軍の事だそうです。静かな水面が安らぎを与えてくれるとともに、鎮魂の意味もあるのかもしれません。公園を散策していて、こんなものを見つけました。戦争のメモリアルですから、ライフル銃の銃弾と薬莢をアートにしたモニュメントです。日本だったら、すぐに「戦争賛美だ!戦争反対!」とクレームをつける人が出てきて撤去になりそうなモニュメントです。でも、通常のものを巨大化してアート化するというのはよく見るアート。その代表例はクレス・オルデンバーグ。彼は洗濯バサミから始まり、双眼鏡、スプーンにのったチェリー、割れたボタン、そしてキューピッドの弓矢は以前に紹介しました。↓公園を歩いてると、こんな昔風の銅像も。よく見るとキャプテン・クックでした。かれは何といってもオーストラリア、ニュージーランドに最初に来た英国人ですから銅像にもなりますね。クックについては↓にも以前書きましたし、何回も触れたとおもいます。でもクックを調べるといろいろと面白いです。オススメします。