カテゴリ
全体 海外のアーバン・ガーデン 国内のアーバン・ガーデン・ウォッチング 晴海トリトン開花状況 植物について 設計を担当した国内のアーバン・ガーデン 特殊緑化 指定なし ランドスケープデザイン・計画について 海外のタウンスケープ 屋上緑化 日本庭園 アーバンな環境のなかの日本庭園 アーバンな環境のなかの庭園:海外編 最新の記事
以前の記事
2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 外部リンク
検索
画像一覧
記事ランキング
ブログパーツ
ファン
タグ
最新のトラックバック
その他のジャンル
|
ロンドンのチェルシー・フラワー・ショーについては、まだまだ紹介した展示、植物などがあります。しかし、あまり同じものを紹介するのも、されるのも、少しアキが来ると思います。ここで、一気に話を飛ばして、今日はウェールズの首都、カーディフの紹介です。といっても、最初はスタジアムから。また、サッカー?というなかれ。今日のスタジアムはラグビーの聖地です。ラグビーの聖地というと、ロンドンのトウィッケナムだろうというツッコミ。確かに。しかし、ここウェールズは、地域、というより国(この場合はイングランドやスコットランドを指します)は、昔からサッカーよりもラグビーの方が盛んな土地柄です。ということで、ウェールズの首都、カーディフの駅に着くと、建物の向こうに、巨大な骨組みのスタジアムが見えてきます。 カーディフ駅の車窓からの眺め。 スタジアムの4隅にある、巨大な鉄骨のタワーが印象的です。これで、リトラクタブル・ルーフ(可動式屋根)を支えています。2ヶ国語併記は英語とウェールズ語。 1999年に竣工し、その年に開催されたラグビー・W杯の決勝戦に使用されたスタジアムです。以前、紹介したロンドンのサッカーの聖地、ウェンブリー・スタジアムの改修中には、サッカーのFAカップ決勝も2001年から2006年までは、このミレニアム・スタジアムで開催されました。設計は英国最大の設計コンサル、W.S.Atkinsが担当。最初に見た印象の、ゴツイ、無骨といったものは、ウェンブリーのようなアトリエ建築家によるものではなく、組織事務所によるからでしょうか?(決して組織事務所の作品がゴツイ、カタイ、無骨なものばかりではありませんよ。日本でもエレガントな建築をつくる組織事務所もあります。どこぞのNK設計みたいに・・・) というよりも、ウェールズの荒々しい気性、勇猛なラグビーに、見合ったスタジアムという見方のほうが、正しいかもしれません。 最近のスタジアムのデザインの傾向からすると、スタンドの裏側の凸凹が見えるのが、やや時代遅れに感じます。 この鉄骨タワー、ゴツイというよりも、痛々しい感じもする。 さて、この74,500人収容のスタジアム。一つ気になるところがあります。それは、巨大な屋根を支える鉄骨の柱が、どう見ても隣接する川や道路の上、ひどいところは、道路の向かいの建物の敷地の上に侵入しているのです。道路は公道のようですし、道路を含めた一体としての整備としても、川まではみ出ることが可能とは思えません。 道路にはみ出ていますよね。道路を越えて、隣の敷地の上まできています。
こんなスタジアムを見て、思い出すのが我が日本の聖地、国立競技場。本当か否かは定かではありませんが、昔、聞いた話では、東京オリンピックで増築されたスタンドの一部が道路にはみ出ているとの事。オリンピックという国家プロジェクトなので、許されたというのですが、本当でしょうか?国立に行ってその部分の歩道を歩くと、はみ出ているような、そうでないような。グーグル・アースで見ると、道路部分、少なくとも歩道の上にスタジアムが覆い被さっているように見えてなりません。
東京オリンピック招致活動が盛んで、計画には国立競技場の改修も含まれ、その際には陸上のトラックを8から9レーンに増やし(最近のスタジアムはほとんど9レーンだそうです)、キャパも現在の55,000から70,000程度に増やすのでしょう。そうすると、もっと道路にはみ出てしまう。いっそのこと、道路計画も改修してしまうのでしょう。それよりも、晴海に計画のスタジアムを陸上との兼用として、現在の国立はトラック無しの、サッカー(ラグビーも可、しかし試合数を限定。芝が傷みすぎる。)専用スタジアムにして欲しいものです。首都の都心にサッカー専用スタジアムが無いのに、日本単独でのW杯招致は、ありえないと思います。(首都東京に国立のサッカー専用スタジアムがあることは、あります。どこかと言えば、北区の西が丘サッカー場。屋根なし、キャパも1万ちょっと。見やすさは抜群。ピッチとスタンドが近いこと近いこと。昔、日本リーグではお世話になりました。その頃は、選手の掛け声から、息づかいまで感じることが出来ました。というのも、お客がほとんどいないガラガラのスタンドだったからです。) こじんまりとしたカーディフ駅。キューポラがどこか原宿の駅を思い出させます。
by pennslanding
| 2009-06-24 08:42
| 指定なし
|
ファン申請 |
||